「マーケットインスタレーション」
物語:
ソウルのどこにでもいた、しつこいポン引きのオジサン。
値段の交渉がたのしかった市場。
韓国人は、みんな人情があって親切だった。
でも、すべてパルパル(88年)のオリンピックで消えた。
エネルギッシュで、人情があって、
とても素敵な国だった韓国が冷えていってる。
まだ中国にはそういう場所が残っている、
それは遡れば、戦後の日本にもあったものではないか、
工房の作品発表の形体として市という方法をとる
物々交換、地域通貨、現金による貨幣制度の多様な
マーケットインスタレーション
参加職人:
装飾、デザイン:はまぐちさくらこ
構造、デザイン:杉原信幸
構造、設営:青島左門
設営:全員で行なう
使用メディア:
布、紐、リボン、グループワークの作品、木材、ニス
費用:布等装飾代、ニス代、木材
完成イメージ:
四つの鳥居を組み合わせ、どの向きから見ても鳥居になるやぐらのような構造体、
これに自由に、はまぐちさんに布や紐、リボンをつけてもらって、屋台にする
神社の鳥居は開くの真ん中の字のかたちであり、
中国語の開くも鳥居と同じかたちである、
鳥居は開くという意味であり、
神社の夜店、朝市のイメージと繋がる
鳥居自体も、起源を韓国の
ソッテやチントベキに見ることができる
柱に黒か焦茶のニスを塗って、
ロゴの札(木判子)をはりつけ、
赤や黄色の鮮やかな差し色の布の
祭りの夜店のようなイメージ
納期:搬入日当日
頭領: